ここのところずっとブログを書いてるお陰で、良いリハビリになり、文章で物事を表現する事に関して、だいぶん慣れてきた感じです。
内容はともかくとして、
(本当はそれではだめなんですが、、、、。)
書くことには抵抗がなくなってきました。
しかしながら、
同じ内容を対面で伝えようとした場合には、勝手が違っていて、急にしどろもどろになってしまう、
最近、立て続けにそのような苦い経験をしました。
自分がある程度分かっていると思っていた内容だったが故に、
あまりの説明の下手さに、自分で喋っていて、情けなくなってしまいました。
これはどういうことなのでしょうか?
分かっているようでいて、頭の中で、知識を体系的に整理整頓できていないという事なのでしょう。
どうしたらよかったのか、反省しています。
まず、
話はじめる前に、話の全体像を整理し、一度頭の中で、順序など組み立てること。
そして、全体像を相手に伝えた上で、個別のトピックスについて、説明をしていく。
同時に、相手の反応を見ながら、表現を変え、トピックスを変え、質問なども交えながら、会話を進めていく。
一方的、独りよがり、自己満足にならないように、しっかりと相手に寄り添い、距離が離れてしまわないように、話を進めていく。
そういう事が大切ですね。
先日はなぜか、全体を話する事なく、いきなり個別のトピックスに触れてしまった事から、後から収拾がつかなくなってしまいました。
まさに、
「木を見て、森を見ず」の状態でした。
「木」を伝えたい気持ちが先行してしまったがために、その木が生まれた、「本質」である「森」を伝えることをおろそかにしてしまってました。
本当ならば、
「木を見て、森も見る」
双方を行ったり来たりできる、俯瞰する視点を持ち、それでいて、落ち着いて、ゆっくりと順序立てて分かりやすく伝えていく、
そういう意識を持たねばならなかったです。
知っていても、それを相手にしっかりと伝えること、なかなか難しいことですね。
たわいもない日常の会話の中でも、
「木を見て、森も見る」
視点を意識して、日々、伝える力を磨いていこうと思いました。
よく分かっていると思っていることでも、時々振り返りながら、
「お話の内容を、噛み砕いて、分かりやすく表現できているか?」
自問してみようと思います。
一流と呼ばれる方は、往往にして「伝える力」が半端ないです。
練習あるのみです。
知る事、学ぶことは自分でできますが、伝えることは、相手ありきですので、練習が大切ですね。
恥ずかしかったですが、良い経験になりました。
コメント