本日、とても楽しみにしていた本が、日本から届きました。
『一流の人はなぜ着物を着こなせるのか』
信和義塾で共に帝王學を学んでいる、「呉服業界を未来輝く産業にする」をテーマに掲げ、
幾多の試練を乗り越え、1分で着れる袴『栄時袴』を開発なされた
「信念の人」坂本洋平さんと、
信和義塾塾長の中野博さんが共著で出された期待の書籍です。
本書は3月3日発売ですが、発売4日目にして重版が決定するなど、早くも話題の書となっている様です。
前回、出版直前に以下の記事を書きましたので、こちらもご参考ください。
日本も国をあげて「クールジャパン戦略」を打ち出し、日本の魅力を積極的に世界に発信していますが、
その効果も大きく、今世界中で「日本ブーム」が起こっています。
特に、漫画、アニメ、ファッション、音楽、日本料理(和食)などが注目されていましたが、注目度は年々高まってきており、
そのトレンドに乗っかる形で、着物をはじめとする「和装」も「とってもクール!」と認識されています。
ネタバレになってしまうので、あまり多くは語りませんが、ちょっと導入だけ紹介させて頂きますと、
本書の序章にも、フランス、パリの「Japan Expo」にて、中野塾長率いる「チーム和魂」が現地で経験した「和服のもつパワー」について書かれています。
着物を着て、異国の地に立つとどんなことが起こるでしょうか?
想像してみていただけたらと思います。
なぜ今世界は着物に注目しているのか?
その答えが、面白おかしいエピソードとともに説明されていて、「なるほど!」と引き込まれていきました。
そこからは、和装のプロ、坂本さんによる「日本人と着物の深い繋がり」についての解説、素敵なエピソードの数々が語られています。
その後に語られる、着物業界が逆風の中での坂本さんの奮闘記や、
1分で着れる袴『栄時袴』(EIZI)開発談は、いかに坂本さんが「信念の人」であるかを物語っていました。
まさに、いかなる困難をも念いの力と不屈の闘志で乗り越える、ガイアの五黄だなと、感動しました!
私もまだまだ頑張らねばと、大きな力を頂きました!
本書を読み終えて、一人の日本人として、
とにかく、
「着物を着て、街を歩いてみたい。」
そんな気持ちにさせられました。
時を超えて受け継がれて着た、和の心を体現した「着物」、
着物を纏うことで、その意味が理解できると、本書でも書かれており、是非、坂本さんの栄時袴を着てみたいと思います!
本書を読んで、これまで着物に縁のなかった私の様に、
「着物を着てみたい!」
と思っていただけるととても嬉しいです!
これからきっと私の周りは「着物ブーム」がやって来そうです。
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