複数言語を学ばせたいと思う親御さんへ
タイバンコクという多言語、多文化が入り混じっている都市に暮らしているからこそ、お子様にはこの機会に日本語だけではなく、タイ語、英語など多言語を身につけてもらいたい、そのようにお考えの方も多いと思います。
世の中には子供の多言語習得に関しての様々な事例、メソッドがあり、これまでも多くの方が試行錯誤されながら、子育てをなされてきたことでしょう。
私の息子はタイ日ハーフではありますが、日本のアイデンティティーを持って欲しいという願いで、日本語幼稚園に通わせていますし、少なくとも小学校までは、日本語教育を中心にしていきたいと考えています。
先日、バイリンガル教育に造詣の深い先生とお話しする機会があり、ハッとする言葉を聞きました。
「何語で育てる、習わせるももちろん大切。だけれども、一番大切なのは、子供に対し「あなた」という事を認めてあげて、親がしっかりと関わってあげる事。」
大切なのは、「あなたらしさ」。関わりが人を育てるという事です。
「親の覚悟」あってこその、多言語教育です。
とかく、子供の将来の選択肢を広げるために様々な事をやってしまいがちですが、人任せでは決して上手くいきません。言語教育について改めて考えるきっかけとなりました。
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