私は出版をするという意味があまりよく分かっていませんでした。
有名になりたいとか、書籍をたくさん売って、印税生活をしたいとか、
自分のブランドを確立したいとか、
いろんな意図があって出版されるのだろうなぁとは、ぼんやりと思っていました。
しかしながら、ブログを書いたことがある方なら、わかると思うのですが、
本一冊を書き上げることって、ものすごく労力がいることですし、内容も濃いものにしなくてはなりませんから、知識や経験も惜しみなく書かなくてはなりません。
1000ー1500円程度で販売するには惜しいでしょう。
出版することで、読者や関係者から批判されることもあるでしょうし、ただ単にお金儲けや、有名になるための手段としては、割りに合わないものだという気がしていました。
しかしながら、私の師匠、中野 博先生は、30冊以上の著書を出版されていますし、現在、信和義塾では、塾生の出版ラッシュとなっています。
近々でも3名ほどになります。
私がブログを再開したのも、
「情報発信を通じて、人々に役立つ情報を伝えること=救済活動」
ということで、いつかこのブログ等の情報をベースに出版したいという想いを持っています。
それはなぜか?
リーダーの学問、帝王學では、「救済活動」の実践に重きが置かれています。
一対一で話をすることでも、目の前の方を救うことはできます。
一方で、本を出すということは、
出版を通じて、何千、何万、もしかすると何百万という人々に、その念いや、知識、ノウハウが届き、その情報によって、読者の人生を変える可能性を持っています。
自分の知識や経験を、世の中の人々に伝え、生かしてもらうこと。
その情報を伝えること、その人の人生を変えることが出来る。
だからこそ多大な労力をかけても、時には批判されようとも、出版をなさっているのだということが、信和義塾で学んできて、理解できるようになってきました。
さて、少し前になるのですが、
信和義塾でともに学ぶ「美哲学者」こと、松崎麻子さんが出版されています。
早速アマゾンで取り寄せて、タイでもいち早く読ませて頂きました。
タレントやモデル、美容関係の著名人が「美」についてのノウハウ、例えば、美肌、ダイエット、ヨガ、食事法などなど書いているものは多数あれど、
麻子さんのように、
「美」について本質的な内容を「哲学的に」しかも「わかりやすく、すぐに実践できる方法が具体的に示されている」
本書は、斬新だと感じました。
さすが信和義塾大學校で「帝王學」を学んでいる彼女です。
本書の中でささる表現がいくつかありました。
「可愛いだけでなんとかなる時代はもう終わった。」
「究極の「美」は目に見えないところにある。」
「自分らしさの追求から哲学が生まれる。」
それぞれが深いテーマなのですが、本質を彼女の経験、事例とともにわかりやすく、柔らかく書かれているので、男の私としても、スッと腹落ちしました。
美しい女性のマインドが満載で、大変勉強になる一冊です。
心身ともに磨いておられる女性の皆さん、そして、そういう最先端の女性心を知りたい男性の皆さんにオススメです。
日々の生活の中で、気軽に取り入れられる方法なので、実践しやすいのではと思います!
私のタイ人の妻にもよくよく伝えたい内容です。(笑)
【「女の子」は努力しないほうがうまくいく】
(松崎麻子著 現代書林)価格:1404円(税込)
《目次》
Part1.「美意識」の高い人たちが実践する、幸せになるコツ
Part2.人生がより輝く「女性のルール」
Part3.哲学女子があなたに伝えたい大切なこと
Part4.私が人生のお手本にしている素敵な女性たち
監修者:中野博の説く【ソクラテスの美学論とは?】
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