なぜ『意識高い系?』の親ほど子供への教育の落とし穴にハマりやすいのか?

多言語教育

先日書いたこちらの記事、思いがけず様々な方々からご意見を頂いておりとても驚いています。

それも幼児教育や国語教育のプロからのご意見、大変光栄です。

まだ読んでおられない方はまずこちらの記事を読んでから読み進めてみて下さい。

『3ヶ月間息子のオンライン授業をサポートして気づいた恐ろしいこととは?』

3ヶ月間息子のオンライン授業をサポートして気づいた恐ろしいこととは?
6月で7歳になった我が息子。本来なら4月から「ピカピカの一年生!」として、学校に通うはずでしたが、タイでもコロナの影響も大きく、実はまだ登校できてません。幼稚園時代のお友達はもとより、新しいお友達とも会えていない状態です。...

広島から、これからの未来を担う子供たちに向けて、素読や国語を楽しく学ぶための様々な発信をされている松田先生からシェアを頂きました。

先生は広島出身で同郷、同い年という共通点もあり、勝手にご縁を感じておりましたので、こうしてご意見を頂けたこと、大変光栄に思います。

実は私自身、松田先生の『日本を好きになる国語講座』という講座を年明けに受講しておりまして、息子の国語教育に活用させて頂いておりました。

松田先生の講座について興味ある方は以下のHPをご確認下さい。

https://www.learnjapanonline.com/summer-sodoku/

以下でも触れられているとおり、

『外科医は我が子の手術をしない…と聞いたことがあります。我が子となるといろいろな感情が絡んで執刀するにも手許が狂うからだとか…。するとオンライン学習というのは言うなれば「執刀は別の人に任せてはいるが、我が子の手術を間近で見守っている状態」なのかも知れません。やはりいろいろな感情が絡んで良かれと思って余計なことをしてしまう。』

『(子供が)10才くらいを境目にして豹変し「偏差値がすべて」「学歴こそ人生」「黙って親のいう通りに勉強しろ」という親になりがちです。絶対にならない予定だった親になるのです。』

この点は本当にそのとおりだと感じておりまして、ここでは触れませんが、そこには私達の無意識への深い刷り込みがあったりします、、、。

子供をのびのび自由に育てたい!という想いは、殆どが社会環境、景気や自身の経験からくるものが大きいと思われるのですが、実際にはそのような子育て経験やスキルが親御さんに欠けており、それが原因で、却って各種教育機関や世の中のノウハウ的な情報に依存してしまうケースも多く見られます。

厳しい言い方をすれば、自身のスキルの無さを棚上げして、勝手に子供たちに期待をかけ、勝手にがっかりしている。

だからますます頑張らなければと、それらしい枝葉末節な情報を集め、子供への一方的な働きかけを強化していく、、、、。

私もその負のスパイラルに乗りかけていたと思います。

この点に気づいて、知識と体験で持って客観的に見ることができれば、後は湧いてくる感情をどのようにコントロールするかという親の課題に変換することができるのですが、それはなかなか難しいことですよね。

それが簡単にできれば、親子喧嘩なんてものは世の中になく、家族円満、子供も自身の才能を思い切り開花させて、もっと明るい世界になっていることでしょう。改めて覚悟を試されますし、修行だなぁと思います。

そこを愛情持って楽しくできればと考えていますが、日々試行錯誤です。(苦笑)

ただ、自前で全てをやりきる必要はなく、

素晴らしい成果を出されている教育者や尊敬できる生き方をしている大人が周りにいれば、その人らに触れることで親も子供たちも感化され、自然とそのように育っていくことができると思っています。

そういった方々と普段から接することができる環境があり、そしてなおかつ愛情持って子供と関わっていくことが大切かと思います。

下記の松田先生の記事、オンラインで学ぶ際のみならず、家庭学習におけるとても大事な点について述べられていますので、是非参考にされてみて下さい。

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