子供の学ぶ機会を奪っていませんか?
ドキッとするタイトルかもしれません。
息子とスマホのゲームをしていたときの事です。
獲得したスコアに応じて、アイテムを選択し、キャラクター能力をアップさせる場面おいて、彼が直感的にボタンをどんどん押していくのを見て、イライラしてつい発した一言。
「それは違う!もったいないからこうしたほうがいいよ。」
多くのキャラクターをまんべんなく育てようとしていたことは、高得点獲得、次のステージ移行のためには非効率だったのですね。
しかしながらその後すぐにハッとします。
良かれと思ったことであっても、聞かれてもいないのに効率的にレベルアップすることや、ゲーム進行していく方法を教える事で、息子の大切な学びのプロセス体験を奪ってしまっていたのです。
考える力を育てるせっかくの機会だというのに、、、。
危うく、すぐに答えを求めて、攻略本を見るような子に、自ら率先してしまっていました。
学校教育の現場においても同様の場面に出くわすことでしょう。
どんどん非効率な事をやって、失敗もして、自らの体験の中から、目的を達成する術を見つけ出せばいいわけです。
その体験を通じて息子がどう感じたか? 次にどう活かしていくか?
親は傍らでじっと見守りながら、適切なタイミングでフィードバックする事。
これこそが親の役割だと改めて学んだのでした。
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