「僕の故郷は何処?」と息子から聞かれたなら?
海外で生まれたり、すでに日本の両親所縁の土地から離れて久しいケースだと、子供が「ふるさと」と呼べるような物理的なつながりを感じることが気薄になります。
私の息子の場合も、タイ生まれ、タイ育ち、日本には年に1−2回行く程度。
おそらくふるさとはタイになりますし、だけれども日本語幼稚園で日本の教育を受けながら、タイの社会で暮らしているという環境。
いつか、友達や映画、本などでそういった自分のアイデンティティに関する疑問や、ノスタルジックな感情を持った時に、私はどういう風に関わってあげればよいか?
その答えの一つとして、この「私達家族がいるところが、あなたの故郷」と言えるかなぁと。これは先日参加したとあるセミナーで学んだ事です。
物理的な場所ではなく、心の帰着点、
「いつでも帰っておいで」
私が日本を離れる際、両親に言われたことですが、それを今になって思い出しました。
私の場合は、物理的な土地、家と心の帰る場所としての家族というものが一致していたわけですが、海外で生まれる子供達が増えている昨今、このようなケースはより身近になってくるのではと感じました。
子供はすぐに大きくなる。
家族で過ごす一瞬一瞬を大切に、印象に残る思い出を創っていきます!
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