海外での言語教育、在タイ25年の大先輩に教わった日本人マインドを持った国際人に育てる秘訣とは?
先日、タイで活躍する実業家の大先輩とお話しする機会がありました。
先輩もタイ人の奥様との間にお二人のお子さんをお持ちで、自然と子育てに関するお話しになったのです。
先輩は高校生の娘さんと小学生の息子さんをお持ちで、現在、両方のお子さんともインター校に通わせておられるのですが、
それぞれのお子さんに言語的にもマインド的にも大きな違いがあるとおっしゃっておられました。
どうも受けてきた教育環境からの影響が大きそうだというお話しに。
娘さんは2年間、日本語幼稚園に通い、一方で息子さんは1年だけ。
数年後、娘さんは日本語の本を進んで読み、日常的に、日、タイ、英の3ヶ国語を使い、日本人マインドを持っている。
一方で息子さんは、小学校低学年位までは日本語が出ていたが、今ではすっかり英語に染まってしまい、考え方も西洋人的だそうです。
こちらは当然個人差もありますし、家庭内での過ごし方からも影響受けますので、一概には言えないのですが、海外で子育てする国際結婚カップル、またはバイリンガル教育をしようとお考えの方には一つの参考になればと思います。
追伸 私は日本語との関係が強いのではないかと思っています。
4,5,6歳位の間に日本語をシャワーのように浴び、絵本でかんたんな文字にも親しんでいること、日本語の音になれ、やまとことばの語彙が基本になっていることなど、それがその後の成長に影響を与えているのではないかと思っています。
息子は少なくとも小学校までは日本人、日本語学校での教育をと思っていますが、どのように成長していくか? 私も楽しみにしています。
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