自宅でできる日本文化の継承

タイ生活

春休みに息子と一緒に読もうと思っている本たち。

古事記や修身の本は僕の趣味。忍者や迷路の本は息子が小学校で借りてきたもの。

古事記の中のお話のいくつかは、僕の勝手な意向で息子が幼稚園年少の頃から読み聞かせていたので、彼にもなんとなく日本的な感覚ができてきているみたいです。

先日、「ヤマタノオロチを図書室で見つけた!」って言ってきたので、すごく喜んでいたら(僕が)、この「伝説の迷路」の中の一つのコンテンツになっていました。

ヤマタノオロチ迷路を一緒にやって、それから古事記の方でストーリをたどってみる。

スサノオやクシナダヒメのこと。

どうしてオロチは人を襲うのか?

なんでオロチから剣がでてきたのか?

結婚するってどういう事か?

ストーリーを聞く中でいろんな疑問が湧いてきたようです。

日本神話って、(というか世界の神話全般に言えることだと思います。)この様に親子で一緒に読みながら、子供はストーリーにワクワクドキドキしながら、好きな登場人物や場面に想いを馳せたり、

一方で大人は、それぞれのキャラクターの見立てや、ストーリーに秘められた、先人が伝えようとしていることなどを読み解こうと、想像力を総動員したり、

時にはネットや書籍で学んだりして、子供の疑問に答えたりしながら、親子がともに学んでいくための教材なんだと思います。

摩訶不思議なストーリーを楽しむだけでももちろんいいと思いますが、子供から出てくる素朴な疑問に答えることで、大人自身も知らなかった数多くの大事なことに気付ける機会でもあると感じています。

古事記をはじめ日本神話、日本文化、歴史の奥深さを味わい尽くせるほどの見識はまだまだありませんが、少なくともこうした息子とのふれあいの中で、日本人が大事にしてきた考えというものを、少しずつ積み上げていければと思います。

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