ぼんやりとした問いですが、6歳の息子が、毎日を楽しく、いつもご機嫌で過ごすのを見ていて、ふととある思いが降ってきました。
息子が(私たちが)人生で成功して、幸せに暮らすために必要なことは、実際のところ何なのだろうか?と。
1)勉強ができて、知識をたくさんもっていることか?
2)スポーツが万能で健康な肉体をもっていることか?
3)勇敢で根性があり、苦境に打ち勝つタフな精神をもっていることか?
4)お金がたくさんあることか?
5)仲間がたくさんいることか?
6)幸せな家族に囲まれていることか?
etc……
たくさん要素はありますが、どうも1)の勉強ができたり、知識がたくさんあると言うことは違うなぁと思った訳です。
しかしながら私たち親は子供に対して、「勉強しなさい!」と言ってしまいがち。
それよりも、
強い身体、心や精神、勇気や根性、積極性、情熱、素直さの方がより良い人生を歩んでいくためにはよっぽど大切と言うことは明らかです。
元気な肉体と積極的な心、素直さ、情熱、勇気があれば、人間関係も上手くいき、人から愛され、応援され、ビジネスや行動したことはしっかりと形になる。
タフな精神、根性があれば、最後までやり切り、大抵の困難を乗り越えていくことができる。
これらはいわゆる机の上での「勉強」からは得ることができないもの。
私たち大人は、勉強ができなくて困っているのではなくて、人の目が気になったり、自信が持てなかったり、人間関係が上手く行かなかったりすることに困っています。
それらの基礎と言うか、人生における成功の全ての土台は、幼少期の子供たちは皆持っているって言うことが分かりました。
当たり前のことのようで、意外と盲点になっていたと今更ながらに思います。
では、幼年期の子供たちに私たちは何をしたらいいのか?と言うことですが、
とてもシンプルで、
「自然の中で自由に遊ばせること」
そして「親の常識を押し付けずに見守ること」。
勉強することは確かに大事ですが、それよりも大切な自分の人生で成功するための力が子供たちには備わっていることを知り、それらを伸ばす子育てを日々心がけていきたいものですね。
それがなかなか難しいのですが、日々勉強です。
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海外での子育てを応援するfree magazine のnicolabo さんの63回目の連載です。https://nico2-labo.com/
【大人になってから勉強ができなくて困ったことってありますか?】
一つ質問です。
「勉強しないと、大人になってから困るよ!」と親から言われたこと、またはそう子供に言って、半ば脅して勉強を強制した経験をお持ちの方はいますか?
親から言われたこと、私はあります。息子に対してはまだ幸いにして言ったことはありません。
しかしながら、ちょっと考えてみてください。
言うことを聞かない子供に腹を立ててついつい言ってしまいがちなその言葉ですが、それは本当でしょうか?
私たちが人生で成功して、幸せに暮らすために必要なことは、実際のところ何でしょうか?
素直に人の話を聞いて、行動すること、
諦めずにやりきること、
自分で好きなことを見つけて、時間を忘れて没頭すること、
熱中してとことん深く掘っていくこと、
明るく笑って積極的であること、
失敗してもけろっとして、柔軟に、また違うやり方でトライすること、
実は、それら全て小学校低学年くらいの子供達は当たり前に持っているんです!
私たち大人は勉強ができなくて困るのではなく、失敗や周りの目を恐れて行動できない、人生かけてやりたいことが見つからないことに困っていないでしょうか?
勉強することは確かに大事ですが、それよりも大切な自分の人生で成功するための力が子供たちには備わっていることを知り、それらを伸ばす子育てを日々心がけていきたいものですね。
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