昨日、シラチャ 某所にてGlobal Support 社さんによる、
「子供に伝えたいお金のお話」セミナーを開催頂きました。
日常、なんの意識もなく使っている「お金」ですが、実はかなりいろんなものが凝縮されていて、先人たちの汗と血と涙が詰まっていることを、本セミナーで再度教えて頂き、感動しました!
普段なかなかお金の意味とか、会社の仕組み、ビジネスの成り立ちとかについて考える機会は少ないですので、こう言った機会は本当に貴重で、学びになります。
私たちが普段何気なく使っている「お金」。
そもそもなぜお金は生まれ、こうしてほぼ世界中で使えるようになったのでしょうか?
そこには、人類が発展の過程で培ってきた、叡智が詰まっているのです。
数千年前の物々交換の時代から、幾億の人々の日々の改善により、貝殻や宝石、貴金属などを媒介として、現在の紙幣、高価、さらには電子データ化に至っています。
海辺に住んでいる人が、シーフードばかりではなく、野菜や山の幸が食べたいと思う。
反対に海から離れた平野や山に住んでいる人が、シーフードを食べたいと思う。
貨幣に該当する道具がなかった時代、村ごと、街ごとにそう言った産品を交換する物々交換が行われていました。
しかしながら、魚や野菜は保存がきかず、時間がたてば腐ってしまうし、季節によっては取れない時もある。
野菜がたくさん欲しいと思って、たくさん魚を持っていったとしても、その年は野菜が不作で交換できないこともある。
その逆も然り。
遠くの街の珍しいもの、もっと色んなものが欲しいと思うようになって、もっと交換のための利便性を高めるため、何か腐らないもの、例えばお米とか貝とか、貴金属とか、金とかが、ものの媒介に使われるようになります。
現物から小さな金属などに変わることにより、持ち運びも便利になりました。
それが「お金」の始まりです。
そこには一体どんな意味があると思いますか?
「お金」とはつまり、価値の担保、それには価値があると思う、人々の「信用」が込められているのです。
かいつまんで書きますが、
人々がその「お金」を信用しているからこそ、知らない土地にいって、知らないお店に入って、コーヒーを売ってくださいと言っても、私たちは「お金」を支払うことでコーヒーを分けてもらうことができます。
タイに住んでいると、そもそも新鮮な刺身とか寿司を食べるのは難しいですが、そう言ったものでさえ、お金を使うことで、見知らぬ他人からでも、いとも簡単に手に入れることができるのです。
これって凄いことだと思いませんか?
仮にお金の言うものが存在しなければ、何千キロも離れた場所の作物や素材を手に入れることはものすごいコストと、労力がかかります。
世の中は、世界中の人々の交換、分業で成り立っていて、その媒介を「お金」が担っています。
目の前の魚一匹、ペットボトルの水、人参一本を手に入れるためだけにも、どれだけの人の協力がかかっているか想像つきますでしょうか?
魚を釣る人、船を作る人、船の様々な材料を用意してくれる人、釣りのための道具を作る人、船を動かす燃料、魚を水揚げして、そこから運ぶ人、お店で売る人、傷まないように氷とか、発泡スチロールの入れ物とかを用意してくれる人などなど、、、、。
挙げればキリがないくらいほど膨大な数の人の協力がここには隠れています。
たかだか100円の秋刀魚かもしれませんが、上記の協力を自分で全て賄おうとすると、100万円でも、1000万円でも到底賄うことはできませんよね?
そう思うと、「お金」って凄いですよね!
物やサービスなど、他の人が持っている価値を自分の価値と交換することで、
自分一人、一つの町や、国だけでは、到底手に入れることができない物や、ノウハウ、サービスなどを手に入れることができるようになるのです。
みんなが助け合って、より楽しく、豊かな生活ができるようにと、発展してきたのが「お金」というわけですね。
現代の私たちにとってみると、当たり前のことかもしれませんが、そんなお金の「本質」を自身が理解して、かつ、子供達に「お金」のことを伝えることで、私たちや子供達が世の中を見る目が変わっていくと思います。
お金について、私たちももっとよく知らないといけないと思うし、これからの世界を担っていく、子供達にも、「お金の本質」をよくよく伝えること、私たち大人の義務だと思います。
私ももっと学びながら、今後、こうした経済教育を、ご縁のあるシラチャ の皆様へお伝えしていくお手伝いをしていきます!
このような貴重なお金の基本が今では、Youtubeで無料で学べるようになりました。
是非GS さんのYoutube チャンネル、チェックしてみて下さい!
この3回の動画をみるだけでも、かなりお金に対する考え方が変わると思います。
お金の本質を学び、ご家庭でもお子さんとお金について話してみて下さい!
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