最近、息子が夢中になって遊んでいるものの一つに、
「変身型ロボット」があります。
Youtube、Netflix の影響なのですが、目につくアニメというと、ロボットものが多く、どうも興味がそっちの方向にいったみたいです。
そうなると至極当然のお話で、
「あのオモチャ買って!」となるわけですが、親としては安易に買い与えるわけにはいきません。
キャラクターものって、タイの場合、ほとんどが輸入品ですので輸送費や関税などで、日本の倍以上するものが殆ど。
日本で1000円ちょっとで買えそうなものも、こちらでは600バーツとか700バーツとかしているので、買うときは結構気を遣います。
安いコピー品を買い与えると、すぐに壊れますし、微妙に格好も違いますし、、、、。
やっぱり大事に長く遊んでもらいたいですしね。
そんなこんなで、
誕生日やクリスマスは別として、その他のタイミングには、特別な理由でもない限り、断固として断るのですが、息子も4歳半になりましたので、あの手、この手を使って、なんとかして買ってもらおうと頑張ります。
しみじみと思うのですが、
子供って、本当に天才的なセールスマンですね。
この大きいのが駄目なら、この小さいもの。
この小さいのが駄目なら、
とりあえず、見るだけだからと、別の売り場に連れて行かれる。
そしてまた、「このレゴ、〇〇君が持ってるんだよ!」とか言い始めて、親の気を引きながら、
「でも、今日は買わないからね。」と言うと、
「いいよ、遊ぶだけだから。」と言って、売り場を離れない。
しばらくすると、また、「あれも見ていい?」
親の方も疲れて来て、
「もう帰るよー。」なんて言うのですが、
彼の方は長期戦を最初から覚悟しているから、その場から動こうとしない。
そこを無理やり連れて帰ると言う手もあるのですが、大声で泣かれる可能性あり、それは、周りの目もあって、やりずらく。
その辺の大人の心理も分かっているのかどうかは、別として、結局最後には、親がしびれを切らして、
「あの小さいの、一個だけだからね!」と何かしらを買ってあげるパターンが定着しています。(笑)
それか、「アイスクリーム食べに行こう!」とか。
とにかく、親は子供には弱いのです。
(え、私だけ?)
ポイントは、
諦めないこと。
子供たちは、オファーを断られても、諦めないで、違うオファーを出し続けてきます。
これが買ってもらえないなら、もう少し安いものを。
何か学校で使えそうなものを。
洋服や靴などならいいかな?
おもちゃが駄目なら、お菓子を。
などなど、、、、、。
しかしながら、
大人の場合、お客さんにオファーして、断られたら、ほとんどの人が一回で諦めて、アプローチを辞めてしまいますよね。
場合によっては、勝手に、あの人は難しいからと、オファーすら出さないかもしれません。
ここは、私たちは真剣に、子供たちから学ぶべきだと思います。本気で!
そんなことをいつもおもちゃ売り場で息子と格闘しているときに、感じています。(笑)
子供たちからは、学べることばかりですね、、、、。
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