5年先、10年先の世界はどうなっているのか? 未来にどう備えるか? 後編

帝王学

前回のブログで、

 

30年前と現在は何が国家と呼ばれてるか?

 

日本のライバルはどこか?

 

2つの問いをしました。

 

答えは、

 

30年前「鉄が国家」 ライバル「アメリカ」

 

現在「情報が国家」  ライバル「中国」 でした。

 

前回のブログを読まれていないあなたは、以下を読み進める前に、こちらを先にチェックしてくださいませ。

 

5年先、10年先の世界はどうなっているのか? 未来にどう備えるか? 前編 
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30年前は、鉄を原材料とした自動車を中心とした製造業が花盛りで、「ものづくり大国日本」は世界第2位の経済大国に成長し、繁栄を謳歌していました。

 

現在は、最先端のIT技術や金融工学などが花盛りで、そういったスキルを持った人々が大富豪となり、大活躍している時代です。

 

では、

 

5年後、10年後の世界はどうなっているでしょうか?

 

ライバルは?

 

どのようなスキルを磨かなくてはならないのか?

 

答えは、、、。

 

「AI、ロボット&アンドロイドの時代」です。

 

正確で超高速な情報分析、演算能力。

 

痛みも疲れも病気も知らずに、24時間稼働し続ける事ができる、強靭な身体。

 

恐れも知らずに危険な場所に飛び込んでいけるパワー。

 

私たちが束になってかかっても、彼らの得意分野では勝ち目はありません。

 

私たちの仕事のほとんどがロボットに取って代わられる時代がもうそこまで来ています。

 

ロボットに勝てるスキルとは何か?

 

人間しか持っていないものとは?

 

それは、

 

「夢を見る力、発想力、共感する力、ユーモア、感情、コミュニケーション能力、見えない世界を見る霊的能力」

 

など「心の領域」の能力です。

 

どうすれば、より人間らしく、氣力充実し、深く思考出来るのか?


そういった新時代に必要とされる人間の能力に、磨きをかけ、実践する事で、自らが新しい時代を創り出す気概を持つことが大切だということを学びました。

 

そしてここで私たち「日本人」の出番がやってくるということも。

 

信和義塾大學校塾長 中野 博先生の著書、

 

『成功者はなぜ、帝王學を学ぶのか』中に、下記のように書かれています。

(第2章 P 63-64 )

 

「日本人は、飛鳥の時代から唐の国をはじめ海外に若者を留学生として送り出し、心の教育を含め世界から学び、自国を発展させてきました。

 

東洋の哲学・思想を深く学んだ日本人は、聖徳太子の「17条憲法」にある「和を以て貴し」にある通り、「和」の心を磨き、「和」を持った社会体系を目指すようになりました。

 

これが長い年月をかけて、<和魂>となったのです。

 

日本人は、これに西洋的な近代学問や思想、さらに西洋生まれの宗教的習慣や風習でさえも文化の中に取り込んできた器用な民族なのです。

 

つまり、心のあり方としてはかなり自在性が高かったといえるのではないでしょうか?

 

東洋と西洋のすべての文明を取り入れる器用な心の持ち主である日本人。

 

だからこそ、今後「心の時代」を迎えるに当たって、<和魂洋才>を持った日本人が世界で活躍する時代になって行くのです。

 

本当の日本人の出番なのです。」

 

私はこれを読んで、大変嬉しくなりました。

 

私たち日本人の時代が来ているということ、そして今のタイミングで帝王學に出会い、学んでいるということに。

 

30年前に中国が世界第2位の経済大国になるとは予想できなかったように、

 

インターネットやスマートフォンのようなものを、日常的に使用する時代になるとは予想だにしていなかったように、

 

これからの時代、AI、ロボット技術の進化によって、さらなる技術革新が起こることでしょう。

 

しかしながら、私たちは日本人として、<和魂洋才>を持ち、「心」を磨き、恐れずに新しい次代を創って行く事、そのエッセンスを未来を生きる子供たちへ伝えて行くこと、それが今を生きる私たちの使命ではないかと思います。

 

壮大なテーマですが、信和義塾ではこのような大きな課題についても、塾長と塾生で真剣に考えていきます。

 

ディスカッションした後はクタクタになりますが、これこそが「学び」という事ではないかと、体験を通じてつくづく思っています。

 

そのクタクタになった後の「懇親会」での一杯が、また格別で良いのです!

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