昨晩ちょっとした事で嫁と言い争いになりました。
些細な勘違いに過ぎないと自分は思っていたのですが、
思ったようにことは収まらず、とても不快な思いをさせてしまったみたいで、
何がそんなにまずかったのだろうと、
眠る間際に反省の意味も込めて自分なりに色々と考えてみました。
スティーブンコヴィー博士の『7つの習慣』を読んだことがある人は
たくさんおられると思いますが、
最初の章で『Emotional Bank Account (心の預金残高)』と
いう考え方が紹介されているんですが、
それは要するに、
お金を銀行に預けたり引き出したりして
預金残高が増えたり、減ったりするのと同様に
人と人との関係においても、心の預金残高というものがあって、
その都度のお互いの行為によって残高は変動しているというものです。
良いこと、
例えば
誕生日に指輪を買ってあげる、
新しい髪型を褒めてあげる、
一緒に旅行に行って楽しい思い出を作る、
家事を手伝ってあげること等で
心の預金口座に預け入れすることができるのと、
また逆に、
食事の約束を破る、
仕事の失敗を嫁に八つ当たりする、
大酒を飲んで暴れるなどすることによって、
今まで貯めた預金を引き出し、
場合によってはマイナスになることもあるでしょうか。
不渡り小切手ですね。
その時は修復不能なほど揉めるでしょうね。
お金の預金残高と良く似てますね!(笑)
嫁との間に心の預金残高がこれまでに十分溜まっていたら、
今回のことも大したことにはならなかったのかもしれません。
最近油断してて、残高への預金を忘れてしまっていたのかもしれないですし、
気づかないうちに引き出しをしていて
預金残高が残り少なくなっていたのかもしれません。
そうやって考えていくうちに最初はよくわからなかったのですが、
嫁の立場にたって考えてみると思い当たる事が幾つか出てきて、
一つ一つは取るに当たらない事だと思えても、
それを預金残高という形で当てはめてみると、
この2ヶ月という短期間に結構な引き出しをしていることに気づきました。
でも、それらをひっくるめてもそんなにひどいことをしていたとは
正直思えないかったんですね。
反対に預け入れはどうか考えてみました。
こちらも自己評価的にはそれなりにできているのでは?と思っていましたが、
実際問題として、自分が期待していたほどには溜まっていなかったと、
結果が教えてくれています。
では、何が問題だったのか?
自分では良かれと思ってやっていたことが、
却って逆効果に働いていたことがあったのでは?
と再度今までの行為を振り返ってみました。
そうすると、自分ではお互いの将来の為を思ってやってると思っていたことが、
嫁にとってはなんだかよくわからないけど、
帰るのも遅いし、帰ってきてもパソコンばっかりやってるし、
朝も早朝からゴソゴソとなんかやってるし、、、、。
と非常に怪しく写ったのでは?ということに行き着いたんですね。
嫁を無視して作業に没頭してしまってた事、
(決して無視してたわけじゃないんですが、、、、。)
なんだか色んな人と(異性を含め)SKYPEしたり、
メッセージやり取りしたり,
(昔の知り合いだったり、メンターだったり、全然後ろめたくないんですが、、、。)
休みに外出が多くなった、しかもバンコク、
(セミナーとか、新しい人脈構築の為に人と会ったりとか、
全くもって健全なことなんですが、、、。)
要するに、嫁に十分な説明もしないまま、
昨年12月頃からこれまでとはかなり違う生活パターンに
いきなり変わったので、ずっとおかしいなぁと思っていたんだと思います。
それが積み重なって、些細な事が引き金となり、
心の預金残高不足を引き起こしたということだと考えています。
当初、
『なんでこんなことで怒るんだろう?
日頃、色々考えながら豊かな生活目指して頑張ってるのに。(怒)』
と思って嫁を責めたことが、
実は、
『自分の説明不足と、寂しさを強いた時間の代償に対するケア不足』
という180度違う結末に行き着き、猛省しているところです。
反省したら即実行ということで、
過ちを素直に詫びて、もろもろの変化の理由、目的を説明して、
しっかりと関係を修復することができました。
ほんとちょっとした考え方の違いなんですね。
フォーカスの違いと言えるでしょうか。
本で学んだ知識を実際に使ってみることで
すごい気づきが得られた仮定内の小さな出来事でした。
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