AI時代に活躍するために必要な最低限のこととは?

海外子育てマガジンnicolabo連載

AI時代に活躍するために必要な最低限のこととは?

先日読んだベストセラー本、新井紀子さんの『AI vs.教科書が読めない子どもたち』。

親として、「多言語、多文化下で子育てすることで、息子が将来、国際的に活躍できる素地を自然と身につけられるようにするには、どうしたら良いか?」ということについてずっと考えてきました。

何語で話しをするか?初等、中等教育はどこで?住む場所は?などあれこれ考えていましたが、本書を読んで、どうやら根本的な事が抜け落ちていたことに気が付いたのです。

すでに「東ロボくん」というAIは、全国模試において偏差値が57を超えており、MARCHクラスの大学には楽勝で入学できる状況。

しかしそのことは、AIが平均的な人間よりも優れているという証明では決してありません。

AIはあくまで計算機であり、数式的に表現できる事象についてのみ答えを導き出せるのであり、独自に考え、意味を理解している訳ではないからです。

しかし、今や日本人の3人に1人が「教科書が読めない(読んで、正しく理解することができない)」という衝撃的な事実が述べられていました!

基本的な読解力を基礎として、読んで、聞いて、文字通り「理解」し、考えながら、自身の興味の赴くままに知識を積み上げていくことができる事、その大切さを改めて知ったのです、、、。

コメント

タイトルとURLをコピーしました