「お父さん、こっちに来て座ってよ。」
オンライン授業が始まって約半年。
子供の横がすっかり定位置になっています。
授業開始時間になれば呼びに来るし、授業中、学習と関係のない事も話しかけてきます。
一応授業中ですので、先生や友達の話に集中して貰いたいと思うのですが、父親が隣にいれば話もしたくなりますよね。
あからさまに横を向いて話し込む事も増えてきた為、これではいかんと少し距離を置くことにしました。
後ろのソファーに腰掛けて、PC作業をするようにしたのですが、息子にすぐに変化が現れました。
彼の集中力がどんどん低下していくのです。
教科書何ページを開くかわからない、少しでも友達よりも進捗が遅いと焦る、授業の理解度が落ちる、しまいには泣きそうになって助けを求めてくる、、、。
親が良かれと思って横でサポートしていたのが(実際には声がけもほとんどせずに座っていただけですが。)かえって、依存させてしまったのではないかと、自分の行動がまちがっていたのではないか?と反省していました。
そんな時、
ちょうど川口正人さんとのZoom面談のタイミングでしたので、そのことについて相談してみました。
川口さんは一瞬で状況が想像できたご様子で、一言
「かわいいー。」とおっしゃいました。(笑)
そして、息子の気持ちを代弁するかのように、アドバイスをくださいました。
おそらく息子は、こう思っているのではないか?
・お父さんが家にいるんだったら、一緒にいてくれればいいじゃん、
どうしてそれができないのかな?
・お父さんは僕といるのが面倒くさいからそこにいたくないとおもっているのでは?
・僕のことを大事に思っていないのでは?
私の行動が彼の気持ちに様々な摩擦を生じさせていたのだということが分かりました。
それが分かった時、改めて初心に変えることができました。
「コロナのおかげでこうして濃厚な息子との時間を過ごすチャンスができたと思って、とことん付き合っていこう!」
そう思って始めたのがこの活動です。
そこに対して迷いが生じ、ぶれたため、息子が不安を覚えたことによって、こうした「集中力の低下」が起こったのだと理解しました。
その後、元通り横に座っているだけで、集中力がもどりました。
相変わらず息抜きのために話しかけてきますが、横にいれば過剰に脱線することはないので、今度は落ち着いて接することができるようになりました。
川口さんはおっしゃいます。
子供とのこうした関わりは、あっという間に時間が過ぎていく。
(10歳位まで?)
子供時代に親にいい意味で甘えられた、褒めてもらえたという満足度が大切。
息子がいて、親が喜んでくれるそういう経験を積み重ねる。
そのような幼少期における親とのかけがえのない体験を持っていると、子供が多感な思春期を迎えたときに、ふと思い出して立ち帰ることができる。
そして最後に、
親も子供に甘えることですよ。
どうせすぐに子供は拒否するようになるから。(笑)
それもそうですよね。
このオンライン授業も何年も続かないですし、いずれ息子も親を鬱陶しがる日が来ることでしょう。
だったら迷わず、「とことん付き合う。とことん見守る」が今できるベストだと迷いを吹き飛ばすことができました。
川口さんのアドバイスに本当に感謝です。
今、本当に貴重な経験をさせていただいていると思います。
仕事がそっちのけになってしまっているとストレスになることも多いですが、ここまできたならとことんやり抜きたいと思います。
息子が嫌がるまで(笑)
僕の子育ての師匠、カリスマイクメンの川口正人さんにはこちらのサロンに参加すると相談できます。
もしも興味ありましたら是非チェックしてみてくださいませ。
コメント