9月に入り2学期が始まりましたが、変わらずオンライン授業が続いています。
息子の方は、もうすっかり慣れたもので非常に快適な様子で、
毎日リラックスして積極的に学んで(遊んで?)います。
学校にいかなくても学んでいけるというか、むしろ彼の中ではこの形態が心地よくて、学校に行きたいと言う気持ちは湧いてこないようです、、、。
それはそれでよいような、悪いような、、、。
楽しんでいるのならば、きっと良いことなのでしょう。(苦笑)
さて、この約5ヶ月の間で一番変わったのは親である私ではないかと思っています。
「子供の学習をサポートする」事を通じて、自分の事が本当によく分かりました。
「子供の学習をサポート」することで浮き彫りになった見たくなかった自分のほんとうの姿
・見かけだけの良い親を演じていたこと。
・自分のコンプレックスを子供に押し付けていたこと。
・自身を子供のことにはなんでも理解を示し、尊重し、積極的に関わり、
自然な形で、子供の個性と能力を引き出す教育の実践者と思っていながらも、
実際には自分の受けてきた教育、常識に囚われ、それを子供に押し付けていたこと。
・子供に良かれと思ってやっていた(と思っていたのは私だけ)事が、実は自分のためにやらせていたのだということを知ったこと。
学習の見守りを通じて、
自分の中にある、知りたくない、見たくない部分が
沢山表出して来たことはかなりショックではあったものの、
そこに気づき、向き合あえたことは、非常に有難い経験となりました。
いつも書いていますが、子育ては、親である自分自身に向き合うことでもあります。
(それも一番見たくない、嫌な部分に、、、。)
数々の方法論で、作為的に息子になにかをさせようとする試みは、ことごとく失敗に終わり、その変わりに、どこかで見たような、自身を苛つかせるような言動が返ってきました。
「子供には親が言っていることが伝わるのではなくて、親の無意識の思いや行動が伝わる。」
子育ての先生である、川口正人さんから学んだ言葉ですが、本当にそのとおりでした。
子供を変えようと思っても変えることはできないし、できることは親の精一杯の姿を見せることだと学びました。(自身の人生、まだまだ精一杯には程遠いですが、、、。)
子育てに迷った時には小手先の子育て論やテクニックではなく、あなたの事をいつも見ている、大切におもっているという愛情を確認すること。
そして気持ちよさそうに寝ている息子の寝顔を見れば、いつでも初心に帰ることができる。
それを体感できたことは一生の財産です。
存在するだけで、個性的でオリジナルである子どもたち。
その事を忘れずにこれからも息子に向かい合って行きたく思います。
オンライン学習のサポートでお疲れの方も多いと思いますが、子供たちの頑張りを励みに、リラックスして見守ってまいりましょう。
お悩みがあれば、同じ経験をしている仲間としてお話伺います!
いつでもお気軽に連絡下さいませ!
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